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2026年3月期 第1四半期 決算説明会資料 AIによる要約版の掲載
セレンディップHD 2026年3月期 第1四半期 決算説明会資料 | AIによる要約版の掲載
2025年8月19日に開催された、セレンディップ・ホールディングス株式会社の
2026年3月期 第1四半期決算説明会のAIによる要約版を掲載いたします。
下記よりご覧ください。
【全体概要】
- 開催日時:2025年8月19日 18:00〜
- 発表者:代表取締役社長兼CEO 竹内氏
- 内容:会社概要、2026年3月期第1四半期決算概要、トピックス、Q&A
【会社の事業内容と特徴】
- 事業承継に特化したトータルソリューションカンパニー
- 「モノづくり事業承継プラットフォーム」を構築
製造業の改善・改革を推進するため、以下の3基盤で事業承継を実行:
- M&A実行基盤
M&Aプロセスを自社完結する「セレンディップ投資ポートフォリオ(SIP)」 - 経営管理基盤
プロ経営者派遣、標準化マネジメント、シェアードサービスを通じた管理「セレンディップ人材育成スタンダード(SHS)」 - モノづくり基盤
可視化・スマートファクトリー・省人化・品質向上を支援する「セレンディップ改善スタンダード(SKS)」
【製造現場の改善・改革 主要取り組み】
- 省人化・可視化・DX推進による成長維持
- 子会社の三井屋工業においては、フューチャーファクトリー(スマートファクトリー)導入、先進事例として自治体から表彰
- 新手順書の標準化
- 生産性向上・原価低減・R&D強化
- ものづくりに集中できる環境構築
事例:フューチャーファクトリー
省人化により生産性2倍(従業員半減)、CO2排出削減を実現。
【成長戦略「セレンディップ・チャレンジ500」】
- 概要
2024年発表の中期経営計画に基づき、2027年3月期までに売上高500億円を目指す。
開始時:売上高200億円(2024年3月期) → 現在:400億円(2026年3月期見通し) - 5つの重点戦略
1. 事業承継M&A
2. 海外進出
3. 高付加価値領域(脱炭素・EV化対応)
4. フューチャーファクトリー
5. ホールディングスの企画機能強化
【2026年3月期 第1四半期決算ハイライト】
- 売上高:93.4億円(前年同期比 +94%)
- 営業利益:5.3億円(+266%)
- 経常利益:5.6億円(+181%)
- 当期純利益:3.6億円(+239%)
→ 昨年実施のM&A(4社)の寄与により、全指標で過去最高を更新。
セグメント別売上高:
- モノづくり事業
新規連結子会社(イワヰ、エクセル・グループ)の業績取り込み
ユニクレア、三井屋工業が好調。天竜精機も堅調に推移。企画開発型は計画通り進捗。
- プロフェッショナルソリューション事業
DX需要旺盛で大幅成長。ロボクロス事業は下期黒字化を見込む。 - インベストメント事業
堅調に推移。
連結進捗:
- 売上高進捗率:23.4%
- 営業利益進捗率:29.4%
- 自己資本比率:25.6%(+0.8pt)
【注目M&A:サーテックカリヤ】
- 時期:2025年7月
- 事業:表面処理(機能性メッキ)メーカー
- 売上:216億円(連結)
- 従業員:3,000名以上
- 主要顧客:トヨタ系、京セラ ほか
戦略的意義
- 加工+メッキ一貫体制による新規事業拡販(EV対応)
- 既存・新規顧客へのクロスセル
- 売上・規模拡大
- 海外展開強化(アジア・北米)
- グループR&Dによる新製品開発
【ロールアップ型M&A実績】
- 2025年4月:ユニクレア発足(佐藤工業×イワヰ)
- 2025年6月:エクセル・グループ統合(国内5社→1社)
- 2025年8月:セレンディップ・ロボクロス、RX事業統合
【海外展開】
- エクセル・グループ買収により米国・ASEAN拠点を確保
- 三井屋工業がインドで合弁会社を設立、海外自動車メーカーを開拓
- サーテックカリヤのグループインによりグローバル供給力を一層強化
【中期経営計画の進捗】
- 目標400億円はオーガニック売上のみ対象
- サーテックカリヤ(売上216億円/年)は第3四半期から計上予定
- 「チャレンジ500」の前倒し達成が視野
【質疑応答ハイライト】
Q1. チャレンジ500を達成後、チャレンジ1000を目指す計画はあるか?
A. 800〜900億円を現実的に想定しつつ、さらなる事業規模拡大を視野に入れる。
当社の強みはM&A後の成長支援体制にあり、製造業に限らずITなど幅広い業種に対応可能。
規模と質の両面で成長を図る。
「単なるM&Aの積み上げではなく、受け入れた企業を成長させるプラットフォームを強化してきた。次の発表を期待してほしい」
Q2. オーガニックグロースの源泉は何か? 他社に真似されにくい競争優位性は?
A. 製造・IT改善に特化した人材とノウハウを武器に、現場改革とリスキリングを推進。
買収先企業を継続的に成長させる体制は一朝一夕には構築できず、当社ならではの競争優位を築いている。
「M&Aという手法自体は広く用いられているが、成長へ導く体制とプラットフォームを備えている点が当社の独自性」
Q3. プライム市場に上場するタイミングや基準は?
A. 2028年を目標に、外形基準と内部統制を整備。
チャレンジ500達成時点で上場可能な体制を整え、市況を見ながら最適なタイミングでの実施を検討する。
「ターゲットは2028年。市況を見ながら最適な時期を選択する」
Q4. M&Aの企業選定で重視しているポイントは?
A. 価格ではなく成長ポテンシャルやシナジーを重視。生産性や品質改善の可能性を精査し、
買収後も高成長を実現。グループに組み入れた企業はほぼ全てがプラス成長を維持している。
「成長余力や市場適応力を重視して買収を実行し、高い成功率を維持している」
Q5. 今後のM&Aで自動車以外の分野も意識するか?
A. 自動車分野に限定せず、航空・宇宙・防衛、医療機器、建設機械など国際競争力ある分野を幅広く検討。
ポートフォリオの比率を意識しながら進めていく。
「自動車分野に限定せず、国際競争力ある企業を積極的にターゲットとする」
Q6. レディーバードの現状と今後の取り組みは?
A. 従来は大手美容サロン中心だったが、小規模サロンの増加に対応し営業・マーケティングを刷新。
脱毛や美肌需要の拡大を追い風に成長を目指す。
「シナジーを最大化できる営業・マーケティング施策を実行している」
Q7. トランプ関税の影響は?
A. 米国への直接輸出はなく、影響は極めて限定的。
日本車販売の減少リスクはあるものの、売上全体への影響は軽微と見ている。
「直接的な影響はほぼなく、間接的な影響も限定的」
Q8. エクイティファイナンスや株式分割の予定は?
A. 現時点で急ぐ必要はなく、買収や事業拡大はキャッシュフローや借入枠で対応。
株式分割は株価水準や流動性向上を考慮して実施を検討。株主不利益や希薄化を避ける資金調達を重視している。
「資金調達は複数の選択肢を検討しつつ、現状では借入やキャッシュフローで進めている」
Q9. ストック型投資とフロー型投資の方針、エグジットの考えは?
A. ストック型を優先し、グループ全体の規模拡大に注力。
フロー型は抑制し、エグジットは市況や業績を見極め最適な時期に実施。
短期的テクニックには依存せず、企業価値向上を第一に進める。
「ストック型投資を優先し、エグジットは市場・業績に応じて最適なタイミングで行う」
Q10. 目指している時価総額は?
A.短期的な株価操作ではなく長期成長を重視。
IR・情報発信を強化し、長期保有株主に支持される企業を目指す。
「短期の株価テクニックには頼らず、長期的成長を目指す」
Q11. メディア活用による認知度向上は?
A. 将来的には積極的に実施予定だが、まずはIRやPRを整備し、確実に伝わる体制を構築。
その後、適切なメディアを選定し段階的に展開する。
「認知度向上は将来的に積極的に行うが、まずは基盤整備後に段階的に実施」
Q12. インドJV(ハウスライナー事業)の成長性と優位性は?
A. 成長性の高いインド市場で、当社技術と販売力を活かし現地パートナーと協働。
需要拡大を背景に、工程や顧客基盤を整えながら事業拡大を狙う。
「需要拡大市場で現地連携し成長を狙う」
【まとめ】
当社は、M&Aを核に製造業の再編・成長支援を推進。1Qも過去最高を更新し、
サーテックカリヤのグループ化で事業規模・顧客基盤・海外展開が拡大。
「セレンディップ・チャレンジ500」の前倒し達成が濃厚で、次はさらなる事業規模拡大を視野に入れる。
独自の製造現場改革・改善力を武器に、中堅製造業を世界で戦える企業へ進化させている。
IR活動でも個人投資家と積極的に対話し、透明性と信頼性の高い情報発信を継続していく。
本件に関する問い合わせ先
セレンディップ・ホールディングス株式会社
広報担当
E-mail: pr@serendip-c.com
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